S43機械B ミステリアルなクラス会
令和7年2月中旬に突然舞い込んだクラス会開催通知、『6月27日場所:熱海ニューフジヤホテル、6時半の夕食バイキングを予約の事』と、これだけの案内でした。
平成24年以来、13年振りのクラス会、事前の情報も無い中、先ずはホテルの予約を済ませました。しかしバイキングの予約は「当日チエックイン時に申し込みを」と言われました。
そして数日後にライングループの参加案内が来ておぼろげながら概要が見えて来ました。
要は幹事役の負担軽減の為、「日程と場所」だけを決めて参加を希望する者は各々ホテル予約や 交通手段を確保する、そして宴会場所はバイキング会場と云う設定の様でした。 4か月も先の事でしたが久しぶりに級友に会える期待感でいっぱいでした。
クラス会の1週前の21日は関東六華会の総会・懇親会でした。43機械Bからは私を含めて3名出席、その場で情報交換をしましたが参加者の全容は見えませんでした。
それでも27日が近づくとラインには頻繁に着信がありました。「前泊しますので今から新千歳発です」「静岡空港から熱海へ入ります」「熱海着13:53の東海道線最後尾に乗ります」等様々でした。
この頃には北海道と関東からの参加者が見えて来ましたが、ラインに参加していない方もいるはずなので全容は未だ掴めませんでした。
当日の27日、私は戸塚駅から東海道線の最後尾へ乗車。そして車内をグルーっと見回した瞬間、こちらをじーっと見つめる人物発見、マスクを掛けていましたが思い切って接近!して見ました。
それは羽田空港から横浜駅経由の佐藤君でした。列車が発車するや否や彼が早速バックから取り出したのは缶ビール、先ずは再会の乾杯!
対面シートだったのでお互いの近況を交換中に程なく辻堂駅に。ここでは永坂君が合流するはず、彼は六華会の総会で私とは何度も顔を会わせていたので容易に合流。
佐藤君がまたバックからビールを取り出して2回目の乾杯!引き続き近況や今回の参加者の話をしているうちに熱海駅に到着。ここには群馬からの鈴木君と新千歳から静岡経由の沢口君が情報通り改札口で待機していて無事合流、もう一人、札幌から福地君が来るとの事で、駅前の居酒屋で3回目の乾杯をして少し酔いが回って来た頃に福地君が到着し4回目の乾杯!
この場に及んでやっと今回は総勢6名の参加と云う事が分かりました。
ホテル迎えのバスでニューフジヤへ、バイキングも全員同じ時間帯で予約が取れていったん解散。
温泉につかり浴衣に着替えてからバイキング会場に集合、そして各自乾杯の飲み物を取りに行きテーブルに戻ると我々の席に見知らぬご婦人が一人?隣のテーブルには女性の団体がいたので「えっ間違って我々のテーブルに?」と思いきやよく見ると福地君と会話中。なんと彼の奥様でした。
我々はこの席で初めて奥様の参加を知りました。無粋な男衆の中に花を咲かせてくれた瞬間でした。
ここで5回目になるけどやっと正規の乾杯!
お互いの近況や他の同級生の消息や学生時代の思い出、先生の事、部活や寮生活の事と話が弾みバイキングの制限時間が終了した後は部屋へ戻って飲みなおし。
翌朝は自由解散と決めていましたが、名残惜しいのか結局全員がロビーに顔を揃えました。折角なので集合写真を撮り、その後はホテル名物の家康風呂へ行く人、初島観光へ行く人、熱海駅へ、と思い思いの方向へ。

今回のクラス会は初めての「内地」開催でしたが、互いの健康と再会を期して帰路につきました。
幹事役の負担を減らすこんなクラス会の企画、とても良いと思いました。
野本雅起(機械s43卒)





